プロフィール

宮野葵依

Author:宮野葵依
HN: 宮野葵依
性別: 女性
趣味:
音楽(=邦ロック、classic)
本、ゲーム

*自己紹介
   
基本的性格:

 寂しがり屋のうさぎ
 不思議天然系少女
 日本史好きな歴史バカ

邦ロック=音楽
読書、ゲーム
をこよなく愛しており
この3つがないと
生きていけない

お菓子作りが好きで
雑貨屋巡り、カフェ巡り
お茶会好き。

好きな場所:

横浜、吉祥寺、自由が丘
代官山、京都

 ★お気に入りなものは
   リラックマ
   リサとガスパール
   COBE COBE

音楽は邦ロック中心で
関東ライブには
よく顔を出しています。

洋楽は
ほとんど全く聴きません。

   
★ 好きなアーティスト
(=邦ロック中心)

フジファブリック、メレンゲ
ASIAN KUNG-FU GENERATION
ELLEGARDEN
BUMP OF CHICKEN
GOING UNDER GROUND
音速ライン、くるり
STRAIGHTENER、Plane
DOPING PANDA
THE BACK HORN
APOGEE、 Does
キャプテンストライダム
レミオロメン、aiko
BEAT CRUSADERS
Base Ball Baer
TRICERATOPS
Syrup16
9mm prabellum bulet
monobright
Brathman、leitmotif
坂本真綾、髭


★ 好きな作家

東野圭吾、市川拓司
島本理生、宮部みゆき
伊坂幸太郎、桜庭一樹
有川浩、豊島ミホ
山崎ナオコーラ
小手鞠るい、中村航
生田紗代、西尾維新
唯川恵、橋本紡
沢村凛、乙一
魚住直子、重松清
宮木あやこetc・・・


*日本の絵本作家では

あだちなみ、せなけいこ
新井良二、酒井駒子
山田詩子、石井桃子
コンドウアキ、どいかや
松岡享子、中川李枝子
山脇百合子、村岡康成
とりごえまり、小川未明
宮沢賢治、柿本幸造


★外国絵本作家さんだと

エリック.カール
ジョン.バーニンガム
ミシャル=エンデ
ジミー=リャオ
ルイス.キャロル
アンドレー.ダーハン
トミー.アンゲラー
ジーン.ジオン
マーガレット.ブロイ.
グレアム
ケビン=ヘンクス
レオ=レオニー
etc・・・

★好きなゲーム

金色のコルダ、
金色のコルダ2
金色のコルダ2アンコール
金色のコルダ2 f
金色のコルダ2 fアンコール


遥かなる時空の中で
シリーズ
(2,3,4/舞一夜
/十六夜日記)

QuinRose系
(アラビアンズ.ロスト、
クリムゾン.エンパイア
ハートの国のアリス+
クローバーの国のアリス)

ときめきメモリアル
Girs side 1、2

オレンジハニー
星色のおくりもの

翡翠の欠片シリーズ
/玉依姫奇譚
(翡翠の欠片、翡翠の雫
緋色の欠片2、3)

戦国無双

シャドウハーツ1,2

ペルソナ3、4


★好きな尊敬する漫画家

緑川ゆき先生が一番好き

モリエサトシ、藤間麗
高屋奈月
高尾滋、 谷川史子
羽海野チカ
呉由姫、望月花梨
椎名軽穂
小畑健、天野明etc・・・

*ちなみに、このサイト
ペタアリサイト化
していますが・・・

ハート、クローバを通して
管理人が

ペーター至上主義
カーティス至上主義な為

裏は、SSほとんど
この2人・・・。。
ペタアリの方が
めちゃ多いですね。

白兎、カーティス贔屓(笑)

*ここからは
注意書きです。

必読お願いします!

このサイトで、SSで
純粋なものを
希望されてる方には
オススメできません。

中には純粋なものも
ありますが・・・

*R指定物が多々
ほとんどですので
この類のものが
苦手な方は
即刻、お帰り下さい。

あくまで、ここは
管理人のSS
ブログサイトであり
管理人のイメージ+
原作の流れを
組み合わせて
構成されています。

同じキャラが好きで
であっても
イメージが壊れる
可能性がありますので
自分の中に
キャライメージがある方も
オススメできません

このサイトは
今まで上げて来たSS
構成されてきた通りの
SSをこれから先も
変わらずに
上げていきます

構成、形式に関しても
方向性を転換
考え方の転向は
私自身、ありません

*こちらに
書いてあるSSに関して

普段感じている事
書きたいものを
原作の流れに
絡み合わせながら
自分の流れにそって
文章にしています

SSで、必然的に
性的描写、また
殺伐とした描写が
含まれているSSも
あります
その点を理解した上で
SSを見て頂くよう
お願いします。

+警告文を出している
SSを見て頂く事
に関しては
このサイトブログを
見て頂く方の良識に
お任せします。

+また、書き手の
配慮も忘れないよう
その手の類のものは
警告文付きで発表します

*また、こちらの
左側には・・・
更新記録、次回予定
SSのコンセプト
自分の語りたい事
好きなものが中心の
内容ですので
共感して頂ける方は
是非、退屈しのぎに
よろしければどうぞ。

+登録させて
頂いているリンク
サーチエンジン
同盟の方に関しては
きちんと自分のサイト
の紹介文、傾向を
明示をしてあります。

それを踏まえた上で
それでも平気だよ〜と
言う方のみ
こちらのサイトのSSを
ご覧になって下さい

なお、良識に関する
コメントの私の意見に
関しては、こちらに
載せましたので
以後、こう言った
コメントを頂いても
お返事はしませんので
あしからず。

基本的に
コメントは本当に
申し訳ないのですが
受け付けない形を
取らせて頂いています

また、こちらにあるSS

*QuinRoseより

「アラビアンズ.ロスト」
「ハートの国のアリス」
「クローバーの国のアリス」
「クリムゾン.エンパイア」

*KOEIより
「遥かなる時空の中で4」

*IDEA FACTORYより
「緋色の欠片」
「翡翠の雫」1、2、3

の版権は、全て
QuinRose、KOEI
IDEA FACTORY
既存されており
著作権は
全てこちらにあります。
ここはあくまで、非公式
ブログサイトです。

★今回の更新

真翡翠の欠片2より
先に、克彦さんと珠洲のSS、裏1本
なりましたv

克彦さんの過去をどうしても
書きたかったんですが
まだまだ、掘り下げて書きたいですー。

ペタアリ、連載ものはしばし休止中。
当分先の更新予定です。
「花とアリス」楽しみにして
下さる方、すいません
もう、しばらくお待ち下さい☆


次回の更新は・・・

本当にっ!!
エース絡みのSS裏1本

ペタアリ表裏2本SS
になりそうです。
エースとの甘めなのも入れて
書き途中です。


その他
緋色、翡翠シリーズより
祐一×珠紀SS1本

祐一、片思いもので裏
になります

真弘の事が好きな
珠紀を好きな祐一
が登場・・・(やっかい/笑)

ちょこっと
真弘も出る予定です。

忍千甘め思案中

遥か4も描きますー。
那×千、アシュ千
忍千1本の予定
(=アシュ千は確定中)

*QuinRose談義

ハートの国のアリス/PS2版

白ウサギさん
100%CG回収済み
回想は100%
白ウサギコンプ完了★

真相エンド1、2攻略
コンプ済み

*ペーター
追加イベント攻略メモ

自力で出したい方は
スルーしてください!!

<非滞在地イベントです>

ペーターの横槍まで見る
(=ここで、受け入れないと
発生しませんので注意)
       ↓
残りのターン、発生するまで
全てペーターに逢いに行く

時間が合わない場合は
砂時計を拾いに行ったりして
昼間にして逢いに行く

白ウサギ、愛です〜。
どうしても見たくて
頑張りました。
ちなみにこのイベントを
見た時、白ウサギは
すげなく女性の誘いを断る
/アリス以外
はたまた、撃ちかねない
孤高の王子様・・・
ペーターは
まごうことなく王子属性
・・・だと思いました(笑)

アリスの名前を
フルネームで呼んだ時には
もう・・・・・!!
ジョーカーが楽しみすぎる。

同時で攻略していた
エリオットにはごめんと
思いつつ・・・
(=エリオットも、もちろん
攻略しました)

+ナイトメアの追加イベント

かなりあって
すごく嬉しかったです!!
イラストが可愛いし
落ちていくさまも
星を出すさまも☆
何より、ナイトメアー。
好きなキャラなので!!

本当なら、白ウサギと
ナイトメアの図書カード
欲しいくらい。
初回版限定なので
間に合わず・・・(涙)

星はロマンチックなのに
吐血キャラ・・・
色んなものが出なくて
良かった・・・
杉田さん、好きです(笑)

★ジョーカーの国のアリス

10月31日発売決定★

ペーターの新しいイラストが・・・
アリスと花と白ウサギ・・・v
(=公式ビジュアル参照
予約を早くしたい・・・・。

>>真翡翠の欠片2買いました☆

相変わらず、昌と珠洲は
相も変わらず甘かったです(笑)
克彦さんと珠洲の関係が
気になり・・・
すごく好きになりましたvv
カズキヨネさんのイラスト、万歳!!



只今、ペルソナ(PSP版)攻略中

>>緋色の欠片TALK

全てのキャラ愛ですが
特に、祐一先輩が好き。
あぁ、でも、真弘先輩も・・・

翡翠の雫は
昌が大好きな
壬生先輩、寄りっ子です。

賀茂君も捨てがたいが
昌が大好き!!!
あの珠洲への嫉妬深さが
しかもツンデレ属性。。

真翡翠の欠片2、発売おめでとうvv

『薄桜鬼』が気になる最近。

>>ハートの国のアリス

管理人の趣向
ペタアリ属性+ボリス追加

*ぺタアリは
無性に書きたく
なる病気中なので
相変わらず。。
突発的に描くと
思います。
至上主義なので・・・(笑)

クローバーに関しては
ナイトメア、グレイ好き
クローバーでは

*グレイのみ裏あり

その為、
グレアリ、カティアイも
推奨しています。
ナイアリも追加しました

*別視点で進行中
企画を2つ

その1.
クローバーの塔の城の話
ナイ×アリと思いきや・・・
実は・・・

その2.
ペタアリだけど、ブラッドを
絡ませようか・・・
これは裏もの
ブラックうさぎ光臨で
クロアリで
お茶会イベントが
両視点で
ありましたしね

*あくまでペタアリです
何度も言いますが
ペタアリ裏になります。

もし、ブラッド目当てで
来て頂いていたら
ものすごく
ブラットファン好きの方には
非常に残念なものに
なりますので、要注意

1は進行中
2は企画中
(もちろん、・・・2は
無しも有りです)

アラロスでは
カーティスのみ
ものすごく執着するくらい
大好きです。
至上主義なので(笑)
*カティアイ裏あり

*遥かなる4の
SSの約束ですので
必ず、SS の前に
1度、軽く読んでください

管理人は
葛城忍人
至上主義人間の
那岐、大好きっ子です。
忍千、那千、贔屓

なお
遥かなるでは
4の小説
しか取り扱いません
・・・・・ので、あしからず。

*今の所
この二つのみの
カップリングしか
取り扱っていません

忍人×千尋
那岐×千尋

上の2人の
遥かなる4
未プレイ、途中な方は
閲覧時注意
裏もあり

*忍人、那岐、裏あり

近日中に
アシュヴィン×千尋
増える予定です。

*アシュ裏あり

*翡翠の欠片シリーズ

真弘×珠紀
祐一×珠紀

拓磨×珠紀

ロゴスメンバーは
SS中、登場します
アリア、フィーアなどなど。

翡翠の雫シリーズより

昌×珠洲
克彦×珠洲

*祐一、真弘
ともに裏あり

拓磨は裏はありません

2に関しても
昌、克彦ともに裏あり

この点を理解した上で
閲覧してください。

*金色のコルダに
関しては・・・
加×日、月×日
のみのお取り扱い
金色は
ただ今
ストップ中ですが
ゲームお祝い
SSを執筆予定。

*ちなみに
葵くんは原作でなく
ゲームの葵くんです。
(=断言)

+蓮君もゲームの
イメージです。

*葵くん裏の可能性高し

金色作品に
入れてくれる優しい方
本当にありがとう
ございます。
この場を借りて
お礼を申し上げます

クリムゾンエンパイアも
確実に増えると
思いますので
随時プロフに
載せていきます

もし、描いた作品の
一つでも心の中に残った
作品だったり
良かったと思える
作品だったと
判断していただけたなら
拍手をくれると
とても嬉しいです
拍手あれば
いくらでも、描きます

++未だ、「GENOウィルス」が
猛威をふるっており
閲覧者の皆様も
PCのセキュリティ対策の強化
ならびに感染前の予防対策を
よろしくお願いいたします。 

ちなみに現時点で
当ブログサイト、PCともに
感染はしていません。

(2009年10月23日付け)

>>>なお
アダルト系サイト
または
その類のものも同様
コメントならびに
削除、閲覧禁止させて
頂きます。
(=コメントがあり次第
削除します)

>>>このブログ内に
記載されている
文章、詞、写真
全てにおいて
無断転載を禁止します

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

FC2ブログ

Ads by Google

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

その世界に落ちた瞬間から*




*マークはR指定作品です。
18歳以下のお客様はSSの閲覧は、ご遠慮ください。







真っ白なようでいて 銀色に近い髪
雪のように 白いまつげ
端正な顔立ち

もっと触れたいと思っていた・・・・・・・・・本当の彼に

                       ◆

今日は朝と言う
(=正しくは昼と言う時間帯かもしれない)から
彼の姿を見ない

最後に見たのはいつだっけ?
とぼんやり考えていた

彼と同じ色をしたシーツが揺れる
今、彼は何をしているのだろう

この仕事を始めて この白のメイドさんたちと仲良くなった
「友だち」というと照れる可愛いメイドさんたちだけど

                      ◆

この世界は、時間と言う単位があやふやで一定しない
それこそ、女王である、ビバルディが手のひらでパチン!と叩くだけで
時計塔のユリウスが銃を撃つだけで、時間が変わる不思議な国

この国に連れて来た張本人は、何より朝から姿を見ない"彼"
白うさぎのペーターだ
彼はことあるごとに私に口にする

「好きです」
「愛してます」

と中身がないと分かっていても

いつのまにか それに慣れて 当たり前のように
人の姿で一緒に眠るようになり、朝を迎えるようになった

だから今日は自分の部屋に彼がいなくて 安心のはずなのに
一緒にいる時は とても窮屈に思えていたのに
離れて、やっと彼から自由を手にいれた途端
なぜだかもっと寂しく感じている

変な感じがした
胸の奥がちくりと痛むような

始めは彼から逃げたくて部屋を変えたりしていたはずなのに

変だ

昔好きだった人が、自分の姉を好きだと言ってから
今まで以上に、自分には常に劣等感と
自信のなさが付きまとっていた

それに誰にも気付かれないように 振るまって
姉の前でさえもばれないように 笑って隠していたけれど

"彼"が言う
「・・・僕は知っていますよ、アリスが笑う時、時々寂しそうに笑う時がある」

そう言われた時
ドキリと心の中を見透かされたようで焦りにも似た感情が覆い尽くした

「・・・何でも私の事はお見通しなのね」
と誤魔化したけれど
「貴方の事なら、何でも」と切り替えされた

(・・・ペーターのくせに)
と思ったけど

彼が少しずつ変わっていくのが分かる
自分から離れてしまうかのような・・・・

(・・・・あれ・・・・いつからこんな)

手離したくないと思うようになったのだろう

白いシーツが風に煽られて、
パタパタと揺れるのを見ながら
自分の中で彼の存在が大きくなっていることに気付かされる

「・・・あ・・あの・・・シーツが」
メイドさんの声にハッとする
風に煽られたシーツが 快晴の空へ舞う
飛んでいく情景が目に映る

きちんと止めていなかったせいだ

「ご・・・ごめんね」
「・・・いえ、顔色がすぐれないないようですけど・・・何かあったんですか?」

メイドさんが心配そうに声をかけたので
心配させまいとにっこりと笑った

「・・・そうですか」

煽られたシーツを取りに戻って、
元の場所へきちんと止めなおしながら

メイドさんたちに彼の事を聞いてみる

ペーターは何も言わない
私が聞いても 何一つ教えてくれないのだ

「僕の過去を聞いても 何も面白くない 
貴方に好かれる部分なんて 一つもないんです」

と言われてしまうからだ

少しでも知りたいと思うのは 
もしかしたらそれを"恋"と呼ぶのだろうか

「ホワイト卿ですか?」
「そう、ペーター」
「・・・そうですね、笑った顔も・・・貴方さまが来てから
初めて見ました」
「・・・初めて?」
「ホワイト郷は、女王の直属の部下、このハートの城の宰相さまですから・・・」
「・・・宰相だと、笑わないの?エースだって・・・」
「いえ・・・」
「ホワイト郷は女王のように斬首系より、ゆっくりと相手を追いつめるような
物がお好きなようで・・・・」
「・・・それって・・・冷酷・・・・」
「あまり、人に感情を見せたがらない、人を寄せ付けない印象が・・・」

頭の中に"孤高"と言う言葉が思い浮かぶ

でも、孤高って・・・・確か気高くて・・・それでいて人を寄せ付けない
高みにいる人じゃなかったっけ?

まるで

「・・・王子様のようだと舞踏会が開かれる度に、
貴婦人の方がおっしゃっていたんですけど
・・・・・誰も受け入れようとなさらないのがホワイト郷で・・・」

「貴方が初めてです、ホワイト郷が何かに執着なさっているのを見るのも」

                       ◆

冷酷非道・・・・・だけど、人を寄せ付けない孤高の王子様

(・・・・本当にどうしよう)

少し前なら知りたいなんて思ったりしなかったのに
もっと知りたいと思う自分がいる

自室で仕事着から、寝巻きに手をかけようとすると
背後から抱きしめられる
言わずしても分かる 肌にふさふさとした白い耳が当たってくすぐったい

「・・・・ペーター」
「はい」
「着替えられない」
「ええ」
「・・・ええ、じゃないわよ、私は疲れたから寝るのよ」
「・・・知ってます」
「だから」
「僕も一緒に寝ます、女王に付き合わされて酷い仕打ちです。
貴方に会えない時間が多すぎて、死ぬかと思いました」
「・・・・貴方は強いウサギなんでしょう?」
「でも、貴方がいないと死んでしまいます」
「何、言ってるの、離して」

素直に、ペーターが背後から引き寄せていた手を離す
そのうちにさっと寝巻きに着替える

「・・・どうせ、僕が脱がしてしまうから同じなのに」
「・・・何を言ってるのよっ」

そうこうしているうちに 簡単にベットに引き寄せられる

「・・・ちょ・・・ちょっとま・・・」
「待てません」
「ペーター・・っ」

深いキスが唇の中割り込んで 息が出来ない

「・・・・んっ・・・んんっ・・」

(・・・これが冷酷 非道で 孤高な王子様?)

両手でペーターの背中を叩いてみるけれど、無駄な抵抗で
さらに彼の欲情を煽った結果になる
服越しに手袋を外した彼の手のひらが触れた

窓から差し込む月の光が
ぼんやりとその姿を浮かび上がらせて
彼の指の動きを明確に捉える

アリスの小さい胸が揉みしだかれて 摘まれている姿が
ガラスに反射して見て取れる
恥ずかしさと息苦しさで 声が次第に甘くなってしまう

「ん・・・っあんっ・・・ペーター・・やめ・・」
「やめてといわれても、こんなに可愛い貴方を見たら・・」

服の隙間から指先が入り込んだ
直接触れている感覚が伝わる
冷たくなった彼の指先が 熱くなった体を調節するかのように

「や・・・っ」

彼の顔がつきの光の中に浮かび上がった
綺麗だと思ったのはその時だ

真っ白なようでいて 銀色に近い髪
雪のように 白いまつげ
端正な顔立ち

「ん・・・んんっ・・・」

こんなにかっこいい人が どうして私を求めるのか
そして

「・・・指を増やしますよ、良いですか、アリス?」
「許可しなくても同じくせに」

離れずしているのか

触れられる度、好きと言う感情が抑えきれなくなる

(・・・・分かってる)

(・・・・分かってるのに)

彼の言う好きや愛してるの意味は 私の求めているものと違う
同じものでない事くらい
それでも すがってしまうのだ 彼の言葉に

増やされた指のせいで 更に甘い声が漏れてしまう

「・・・アリス・・・アリス」

夢中になっている彼を見ていると どうしようもなく嬉しくて
でも、怖くなってしまう
もし、このまま彼の存在が大きくなって その穴が埋まらないほどになったら?

いつか離れてしまう時が来て、その穴が埋まらずに
ぽっかりとした空間に 独り置いてけぼりになったら?

「ペーター・・・っ」
「何ですか?」
「・・・貴方は怖くないの?」
「何をですか?」

日々や日常 疲れさせるものはいくらでもある

「怖いものは何もないの」
「・・・怖いもの・・・ですか?」

増やされた指先から 引き抜かれた蜜を目と同じ色の舌先で舐めあげる

「ひあ・・・っ」

アリスの腰を引き寄せると、なれて滑りやすくなった場所に
彼は許可なくあてがって侵入してくる

「・・・・アリス」
「あんっ・・・」
「・・・アリス」

腰が揺れると同時に 彼がその美しい顔で
でも少し寂しそうな顔で答える
必死で言葉を続けようとするけれど 彼を受け入れるので
精一杯で言葉が続かない

「・・・そんな事決まっているじゃないですか・・・アリス、聞かなくても」
「私なんて・・・っ・・んん・・っどうして・・・・」
「どうして、どうしてなんて、僕に聞くんですか?答えは一つしかないのに」
「・・・ぺータ・・・っ」
「今日は貴方に会えなかった時間が多かった分、サービスしますよ」
「・・・私なんて・・・・ペーターと違って・・普通で」
「貴方は特別ですよ」
「みんなが言っていたわ、貴方は孤高の王子様のようだって」
「僕は・・・そんなもの別に欲しくありません、僕にはアリスだけいてくれればいい」
「はぁん・・・っ」
「今日はどうしてが多いですね」
「・・・だ・・だって私は・・」
「アリスだから・・・アリスじゃなきゃ駄目なんです」

腰が揺れる度に大きくベッドが大きく揺れる

「・・・ん・・・私の事ばっかり・・・ペーターは私に何も教えてくれないわ」
「いいえ」
「僕は貴方を誰よりも愛している事だけは、貴方も知ってるでしょう?」
「ひあぁぁ・・・っ」
「そろそろ限界ですか?」
「ペーター・・・・・っ」

"アリス 愛しています"
毎夜、紡ぎだされていた言葉
中身がないと知っていて すがっていた言葉

(・・・本当は分かっている)

「貴方が僕には必要なんですよ」

終わったあとの彼は優しく 私を引き寄せて耳元で甘く囁く

そう囁かれて 
ぼんやりとした頭で 
ここへ初めて来た時の事を思い出した

"このウサギには私がついていなくちゃ"
"危ないウサギだもの、私が居ないと 必要とされてるもの"

義務感のように思っていた でもそれは違う
それは単なる 心地よい安心感であって

本当は彼の手を こうしてベッドの中で握る相手は
私じゃなくても良いんじゃないかって 思ったりもしていた

彼の心音は聞こえない
心がないはずなのに 他の何よりも 人一倍私を求めて

でも
もっと触れたいと思っていた 私が
本当の彼に 誰よりも私が

「・・・ペーターの事教えて」
「僕の事?」
「知りたいの、からかっているわけじゃないわ、私の事ばかり
ペーターが知っているのは不公平でしょう?」
「・・・面白くないですよ」
「・・・いいの」

居る事が当たり前になりすぎて 一緒に居る事を考えなくなるように
私が求めてる

心地よい安心感を

欲しくてたまらない

「・・・もっと知ったらペーターの事をもっと好きになるわ」
「・・・・僕の過去は・・・」
「ツマラナイと決めるのは私なのよ」

"どうして"って聞かなくて済む
"なんで"って思わなくて済む 考えなくても良くなる
そんな世界に

"どうして" "なんで"も要らない世界にずっといられたら良いのに

「・・・でも、アリス・・・僕は」
「少しでも教えてくれたら、この先もずっと一緒に寝ても良いわ」

ズルイ私

好きは理屈じゃなく突然やってくるもので
理由なんてない

知りたいと言う気持ちも突然やってきて
それで心を埋め尽くしたくなる ズルイ私

彼はまだ 私のズルイ部分を知らない

だけど

「・・・アリスが手に入るなら、僕の過去を切り売りしても良い
それで貴方を繋ぎとめられるなら」

ねぇ、孤高の王子様
貴方は人を寄せ付けないと言うのに 私を必要としてくれる

「・・・・好きよ」
「・・・アリス」

本当に私をこの世界に連れ出してから 変化している自分に
気付かないで 心だけは私にくれるのね

「・・・ここにいて」
「・・・・アリスの傍ならいつでも」

本当は言葉で彼を繋ぎとめているのは 私の方かも知れない







テーマ : ゲ−ムの小説・語り - ジャンル : 小説・文学


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP